小児と豚インフルエンザ(その2)
豚インフルエンザは呼吸器の感染症で、消化管からは感染しない。また、過熱(71度以上)すればウイルスは死んでしまう。
胃の中にウイルスが入った場合でも、胃液で不活性化される。
輸入豚肉は加熱調理すれば食べても大丈夫だ。
今回の豚インフルエンザの亜型はH1N1なので、これはある意味でヒトにとってはなじみのある型である。それは、亜型がH5N1というもので、これまで流行したインフルエンザとは異なる全く新しい型だったからである。
新型インフルエンザとしては、これまで鳥インフルエンザが注目を集めてきた。したがって、豚インフルエンザは、余り危険視されていなかった。
ちなみに、2009年現在でヒトのインフルエンザとして知られている亜型は、H1N1(Aソ連型)、H3N2(A香港型)、H1N2、H2N2である。
だからといって安心できないのは、同じH1N1であっても、毎年流行するインフルエンザは少しずつ違うからだ。
新型インフルエンザがもし豚を経由してくるとしたら、過去最悪と言われる1918年のスペイン型並みの感染力があると考えられる。ただ、過去3回のスペイン型、アジア型、香港型インフルエンザが流行したころに比べて、今は世界各国が連携して発生初期の段階から対策が打てる。
SARS(サーズ)の時のように流行(りゅうこう)を早く封じ込める可能性もある。
しかし、パンデミック(世界的大流行)になる可能性は否定できない。
新型インフルエンザが流行(はや)りはじめたときに、はしか、結核、百日咳など、よくある感染症も流行りはじめたらダブルパンチになる。これらのワクチンの予防接種も忘れずに行おう。
ふだんから慢性疾患のコントロールが必要だ。インフルエンザは空気感染せず飛沫(ひまつ)感染が中心なので、マスクの着用で感染を防止できる。
手洗いなど通常のインフルエンザ予防のための健康習慣も役立つ。
お勧め豚インフルエンザ情報サイト
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豚インフルエンザ(H1N1型)
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